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自分の意志で選ぶ・その意思が尊重される
とにかく動く、45分間、ひたすら動き続ける。それはリーベ式運動あそびの特徴の一つです。
それは、この時期の子どもたちは体験がすべてだと考えているからです。
だから順番を待って、並んで、、、という光景は
リーベ式運動あそびの時間内ではできるだけ無くなるように仕掛けています。
そんな考えのリーベ式運動あそびの時間内でも、実は子どもたちが並んでいる光景があります。
乳児プログラムで、自分の意思で並ぶことを選択中!
しかし子どもたちは退屈そうにしているわけでもなく
フザけるわけでもなく長い列に並んでひたすら待っている。
もちろん「しっかり並びなさい!!」なんて大人の声はゼロです。
なぜ退屈になってふざけたり、違う事をしたりしないのか?
それは、子どもが「待つ」という行動を自分の意志で選んでいるから。
でもどうしてもしたい遊びがあるから、子ども自ら好んで並んでいるのです。
自分の意志で「並ぶ」を選んだのだから、「待つ」は苦にならない。
途中で気が変わって「待つ」が「苦」になった子は
スッと列から抜けて別の遊びへ向かう。
リーベでは、子どもは体験がすべて!動いてナンボ!
という考えを大事にしています。
でも、長い列に並んで「待つ」という行動そのものを否定
するつもりは全くありません。
要は子どもが、「自分の意志で選べる環境」「その意思が尊重される環境」
であるかどうかが重要だと考えています。


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